【2022年版】管釣りを始めるためのルアーの選び方

今回の記事は管釣り未経験の方向けに、管釣りルアーの選び方を紹介します。

これから管釣りを始める方のルアー選びのお役に立てればと思います。

なるべく専門用語を使わず分かりやすい表現で紹介していきたいと思います。

管釣りルアーには主にスプーンとプラグの2種類あります。

スプーンと呼ばれている鉄の板のルアーです。

プラグはプラスチックで魚の形みたいに作られているルアーです。

※プラグは分かりやすく言うとクランクベイトの総称のようなイメージです。

スプーンプラグの2種類の選び方を簡単に紹介します。

1.スプーンの選び方



スプーンの選び方は、魚のその時のやる気に対応できるように選んでおくと良いです。

スプーン選びで重要なのは色と重さで、魚のやる気に合わせて色と重さを考えてスプーンを用意しておく必要があります。

魚のやる気は下の3パターンに分けられますので、参考までに私が選んだスプーンを記載しました。

○放流狩り用のスプーン:魚のやる気がMAXの時用

重くて派手なスプーン

例えば、ヴァルケインのハイバースト1.8g 色:ファイナルレッドゴールド 等


○放流から少し時間が経った時に使用するスプーン:魚のやる気が普通の時用

重いけど派手さが中ぐらいなスプーン

例えば、ヴァルケインのハイバースト1.8g 色:ブルーフィニッシュ 等


○魚のやる気があまりない時に使用するスプーン:魚のやる気低時用

やや軽くて派手じゃないスプーン

例えば、ディスプラウトのマリーダ1.6g 色:オリーブ 等


(1)スプーンの色について

管理釣り場では放流と言って、魚が放流される事があります。

放流された魚はルアーを見たことがなく、スレていないので基本的にやる気MAXな状態です。

魚のやる気がある場合を「魚の活性が高い」と言ったりします。

魚のやる気MAXな状態で派手な色のスプーンを投げると、魚がスプーンを目掛けて突進してきてすぐにスプーンを喰わえてくれるので簡単に釣れます。

放流したてのやる気MAXの魚を釣ることを、放流狩りと言ったりします。

管理釣り場に行くのであれば、全く放流がない管理釣り場に行く場合以外は、派手な色のスプーンを用意しておく必要があります。

派手な色のスプーンとは具体的にいうと、オレンジ金や赤金とかです。

オレンジ金はオレ金と呼ばれていたりします。

ある程度派手なスプーンを投げて釣っていると、時間の経過とともに魚のやる気が落ちてきて、喰いつきが悪くなってきます。

その場合は、派手な色のスプーンでは喰ってこなくなるので、やる気が普通状態でも喰ってきてくれるスプーンを使用して魚を釣る必要があります。

この魚のやる気ごとにスプーンを変えることを、スプーンローテーションと言ったりします。

また、スプーンの色を変えることをカラーローテーションやカラーチェンジと言ったりします。

放流から少し時間が経過した場合は、まだ魚のやる気が残っているので派手系より少し派手さを少なくした中ぐらいに派手な色のスプーンを使用するとよく釣れる事が多いです。

中ぐらいに派手な色のスプーンとは、具体的にはキラキラしているけどそれほど派手ではないブルーメタリックや、グリーンメタリック等メタリック色のスプーンです。

放流からかなり時間が経過した場合や、平日等で放流が行われていない日は、魚のやる気がない事があるので、派手系スプーンでは魚が喰いついてこない場合があります。

魚のやる気がない場合でもスプーンで釣りたい場合は、オリーブ色等の地味系のスプーンを使用すると魚が喰いついてくる事があります。

管理釣り場では、ペレットという魚の餌が営業終了後等に定期的に撒かれている事があるのでペレットカラーと言われる色のスプーンを使用するのも効果的です。

派手系スプーンは魚の好奇心を煽って喰わせるのが主な用途ですが、地味系スプーンは魚のエサを食べたいという気持ち(食性と言ったりします)に訴えて喰わせる用途が主ですので、地味系の色を喰わせカラーと言ったりします。

ペレットは釣り場にもよりますが基本的にオリーブ色等地味な色をしているため、オリーブ色等の地味系のスプーンが有効になってきます。


(2)スプーンの重さについて

釣具屋さんに行くと同じメーカー・同じ色でも0.2g単位で重さが異なるスプーン売っていたりします。

スプーンの重さの事をスプーンウェイトと言ったりします。

魚のやる気がある放流狩りの時は、ある程度早くリールを巻いても喰ってきます。

遅く巻くリールを巻くとやる気のある魚は喰ってこない事があります。

放流狩りで使用する派手系のスプーンはある程度早く巻いて使用できる重いスプーンがお勧めです。

軽いスプーンを早く巻くと水面に浮き上がってきてしまったり、スプーン本来の動きをしなくなったりしてしまいますので、ある程度重いスプーンが良いです。

重いスプーンは基本的に形が大きいので、魚に対するアピール力も高いのでやる気のある魚には効果的面です。

魚のやる気がない時は、スプーンを早く巻くとそもそも魚が追ってきてくれない事が多いので、ゆっくり巻く事ができるやや軽めのスプーンがお勧めです。

なお、重いスプーンをゆっくり巻くとすぐに沈んでしまいます。

あえて沈めながら巻いてくる巻き下げという方法もありますが、今回は説明を省略させて頂きます。



(お勧めウェイト)

スプーンの重さについてはその釣り場によって異なってくるので、この重さが一番良いというのないのですが、参考までに私が過去に行った管理釣り場で使用していた重さをもとに、魚のやる気別にお勧めの重さを参考までに紹介します。

アングラーズパークキングフィッシャー、那須白河フォレストスプリングス、エンゼルフォレスト那須白河、那須高原ルアーフィールドでのスプーン経験をもとにを記載しました。

注意点ですが、例えばアングラーズパークキングフィッシャーのように複数のポンドがあり、特に1号池のような小さなポンドですと2gのウェイトはやや重いのでもっと軽いものでも良いです。

実際にご自分が行く釣り場にあったウェイトをネットや口コミ、釣り場のスタッフさんに聞いたりして選ぶと良いです。

下に書いたものはあくまで参考程度に留めておいていただければと思います。


放流狩り用スプーン 1.6g〜2g前後

放流から少し時間が経った時の使用を想定したスプーン  1.6g〜2g前後

オリーブ色等の地味系のスプーン 1.5g前後
※スプーンで水底(ボトム)攻めは想定していなウェイトです。


2.プラグの選び方編



プラグを選択する上で重要なことは、色と水深です。

プラグは、スプーン同様に魚のやる気に合わせて色を選択することが重要です。

例えば、魚のやる気がある場合は派手なカラーを使用したり、魚のやる気がない時は食性に訴えかけるため茶系等の地味系を使用したりすると良いです。

また、魚はその時々の状況によって、居着く水深が異なりますので、プラグはその時々の魚がいる水深を狙えるものを用意しておくと良いです。

例えば真夏であれば、水面付近に魚がいることが多いので水面付近のプラグを使うと効果的です。

○魚がいる水深が浅い時

例えば、ティモンのデカミッツドライ 色:クリアー 等


○魚がいる水深が中間付近の時

例えば、ティモンのパニクラMR 色:タッキーブラウン 等


○魚が水底にいるとき

例えば、ティモンのダートランHW 色:ショボクレグロー 等

(1)プラグの色について

プラグはスプーンで釣るのが厳しい時間帯に使用する事が多いので、まず購入するなら喰わせカラーの地味系が無難です。

ただ、グローカラーと言って蛍光塗料が塗られているものによく反応したりもするのでグローカラーもお勧めです。

真夏で魚が水面を意識している場合には透明なクリアーカラーをぷかぷかさせていると良く反応するので水面を狙う場合はクリアーカラーを一つ持っておくと良いです。

紫外線(UV)に照らされると色が反応して発色するUVカラーというものもあります。


(2)プラグの水深について

プラグはそれぞれ得意とする水深があります。

ですので、水深別にプラグを持っておくと良いです。

たとえば水に沈むプラグであれば水底攻略を得意としていますし、浮力があり全く沈まないプラグであれば水面攻略を得意としています。

水に浮くプラグでもリップ部分(鳥のくちばしのような部分)が大きければ巻くと、どんどん水中に潜っていきます。

魚は水温やその他の状況によって、居着く水深が刻々と変化しますので、その時の魚のいる水深を狙えるようプラグを使い分ける必要があります。

なお、全ての水深を攻略できる万能なプラグも存在します。

具体的にはロデオクラフトのウッサXSです。

このプラグは水に浮かないため沈んでしまうのですが、巻くと浮き上がるという他のプラグにはない特徴がありますので、全ての水深を攻略可能な万能プラグです。


(3)切り札:ニョロ系クランク

プラグには細長くて、巻くとニョロニョロと泳ぐニョロ系クランクと呼ばれるものがあります。

ニョロ系クランクは厳しい時間帯でもただゆっくり巻くだけで釣れてしまうので切り札的に使う事ができますので、最低でも一つは持っておくと良いです。

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