【解説】私のマイクロスプーン使用時タックル(基本的にエステルラインを使用)

ホワイトウルフ写真

特にマイクロスプーン初心者の方の参考になればと思い、私のマイクロスプーン使用時タックルを紹介します。

このタックルは特に夏等で魚が浮いている状況でマイクロスプーンを使用することを想定してのタックルですが、冬でも魚が浮いている場合はこのタックルを使用しています。

私のタックルは以下のとおりです。

特に重要なのはラインリールです。

ラインは0.3号以下でないとマイクロスプーンの飛距離が出ません。

夏はどうしても表層を狙う事がメインになるので、ラインが水に沈みにくい素材のものを使用すると表層が狙いやすいです。

比重が水と同じなエステルラインか、ナイロンラインがお勧めですが、私はナイロンラインより感度が良いエステルラインを使用しています。

フロロカーボンだと水より比重が重いので沈んでしまい表層がやや狙いにくいです。

ただし、フロロカーボンは光の屈折率が水と大体同じなので、より水中で見えにくく目立たないので、クリアーポンド等で魚に違和感を与える事無くアプローチできる利点があります。

(参考)光の屈折率

〇水       1.33

〇フロロカーボン 1.42

〇ナイロン    1.53

〇エステルライン 1.60

※ネットで調べた値です。

エステルライン写真

私のマイクロスプーンタックル

リールはミドルクラス以上のリールがお勧めです。

理由は0.3号という細いラインを使用するので、ある程度しっかりとドラグが作動してくれる性能のリールじゃないとラインブレイクが頻発するためです。

ロッドは普通のエリアトラウト用のものであれば特に問題ないと思います。

以下が私のマイクロスプーン使用時タックルです。

(1) ロッド

・ホワイトウルフ62UL-eやフォーナインマイスター60UL-TRZ(ロデオクラフト)等

ロッドはハイエンドロッドにこだわらなくても、とりあえずULかLのトラウト用ロッドであれば特に問題ないです。

私の個人的意見ですが、ロッドとリールどちらかにしかお金をかけれない状況であれば、リールにお金をかけます。

リールがポンコツ(巻きが重いリールや、ドラグがスムーズに出ないようなもの)ですと、マイクロスプーンは非常にやりにくいです。

(2) リール(重要)

19ヴァンキッシュC2000S(シマノ)

ドラグがしっかりと出てくれればいいので、ハイエンド機種のヴァンキッシュじゃなくても、シマノでいうとストラディックヴァンフォード以上のリールであればOKです。

シマノで言うと、巻きが軽いクイックレスポンスシリーズを買っておけば間違い無いです。

リールの番手はシマノでいうとC2000Sがお勧めです。

私は持っていませんが、スプールが浅いC2000SSSでも良いと思います。

浅いスプールの利点は下巻きが不要な事です。

予算に余裕があればヴァンキッシュをお勧めします。

ヴァンキッシュは巻きが非常に滑らかでリールのノイズがなく、かつドラグも安定して出るので釣りをしていて非常に気持ちが良いです。笑

ミドルクラス以上のリールはドラグ性能以外にもマイクロスプーンを使う上でメリットがあります。

マイクロスプーンはスローで使用することが多いのですが、ミドルクラス以上のリールは、ハンドルが軽いのでゆっくり巻きやすいです。

安価なリールだとどうしても、内蔵されているベアリングの数が少ないためハンドルが重い傾向にあるのでリールが重く、ゆっくり巻きづらいです。

(3)ライン(重要)

エリアマスターリミテッド エステルライン 0.3号(バリバス)

とりあえず0.3号以下がお勧めです。

0.3号より上の号数になってしまうと飛距離が落ちてしまいマイクロスプーンで狙える範囲が狭くなってしまいます。

なお、飛距離は落ちますが、0.4号でも0.9gや0.7g程度のウェイトであれば難なく投げる事はできます。

基本的に飛距離は無いよりはあった方が良いので、よほど狭いポンドで釣りをしない限り0.3号をお勧めします。

リーダーはマイクロスプーンの動きを阻害しないバリバスのフロロカーボン0.5号のリーダーがお勧めです。というか私はずっとこれです。

(4)スナップ

匠スナップ♯0000(オフィスユーカリ)

マイクロスプーンの動きを阻害しないようにできるだけ小さいスナップを使用する事をお勧めします。

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