※今回の記事は管理釣り場初心者さん向けの記事です。
夏夏の管理釣り場で魚があまり釣れずに悩んでいませんか?
夏の時期は管理釣り場で一番釣果が落ち込む時期だと思います。
しっかりと対策をしていないと、夏の時期は全く釣れず楽しい釣りができなくなってしまいます。
通常は、管理釣り場でスプーンで釣れない時はクランクを投げれば何とかなってしまうのですが、夏はクランクでもかなり厳しい状況になる事が多々あります。
そんな悩みを解決するアイテムとして、マイクロスプーンがお勧めです。
マイクロスプーンは1g未満の小型の軽量スプーンの事で、
・通常サイズのスプーンに反応しないのでシルエットを小さくしたい
・スプーンをゆっくり巻きたい
といった場合に投入するスプーンです。
夏のマイクロスプーンは、状況にもよりますが経験上クランクより釣れます。
1.マイクロスプーンの使い方:基本はゆっくり巻くだけ
マイクロスプーンの使い方は簡単で、投げてゆっくり巻くだけです。
魚にスプーンをじっくり見せてバイトを誘うことが基本となります。
なお、状況によってはゆっくり巻くと追ってくるけど最後に見切られるような場合は早巻きして喰わせる場合もあります。
早巻きすると魚から逃げる動きとなるので魚のやる気スイッチが入ることがあります。
当日の状況を見極めて巻きスピードを変えていきましょう。
マイクロスプーンはロッド角度によって泳ぎ方が微妙に違ったり、レンジが微妙に違ったりします。
そこに巻きスピードも遅巻きと早巻きのアレンジを加えると状況に応じた多彩なアプローチが可能となります。
下に実践的なテクニックを書き記します。
【実践的なテクニック】
○巻き上げ←個人的によく釣れる
スプーンキャスト後、沈めてからロッドを立てて少し早く巻いてくる方法です。
水生昆虫が水底から水面に上がってくるような動きを演出して喰わせます。
○巻き下げ(いわゆる巻きフォール)
スプーンキャスト後、レンジキープできないスピードでスローに巻いてきます。
ペレットが沈んでいくような動きになるので、ペレット撒きが行われた翌日や頻繁にペレット撒きが行われている釣り場で有効です。
○ロッドを立ててど表層巻き
ロッドをほぼ垂直に立てて、ラインが「だらーん」と垂れるようなラインテンションで巻いてくると、ウェイトにもよりますがど表層を巻いてこれます。
もしくはロッドを垂直ではないですが上向きにして、少し早く巻いてくるとスプーンが浮くのでど表層を巻いてこれます。
表層に魚がいるけど、デカミッツドライやトレモスマッシュ等表層クランクで喰ってこない場合にマイクロスプーンでど表層巻きをやるとクランクより効果があったりします。
○カウントして沈めてからレンジキープして巻く
浅いレンジや、巻き上げ、巻き下げで喰って来ない場合に深いレンジを攻めるためにカウントして沈めてから巻きます。
真夏の太陽光ガンガンな状況でも深いレンジであれば太陽光が表層よりは弱いので、魚が居着いている場合があります
○表層ちょい下巻き←個人的によく釣れる
マイクロスプーンをキャストしてカウントしないで巻いてくると、表層ちょい下のレンジを巻くことができます。
魚が浮いている状況でど表層で喰って来ない場合、表層ちょい下が効くことがあります。
理由は、表層ちょい下はど表層よりプレッシャーが少ないので、ど表層を攻め続けてスレてきた魚が喰ってきてくれる為です。
魚が浮いていても意外とど表層よりも表層ちょい下の方が反応が良かったりします。
↓マイクロスプーンの巻き上げ動画です(フォルテ0.9を使用)
↓マイクロスプーン表層ちょい下巻きの動画です(フォルテ0.9を使用)
2.マイクロスプーン使用時のタックルにいて:エステルラインがオススメ
マイクロスプーン使用時のタックルについてですが、とりあえず0.3号等の細めのエステルラインを使っておけばOKです。
エステルラインはラインに張りがあり飛距離が出るのでマイクロスプーンでも広い範囲を攻めることができます。
私はバリバスのスーパーエステルを使用しています。
「エステルラインは耐久性がちょっとなー」という方もいらっしゃると思いますが、私の経験上フロロカーボンのリーダーを長めに付けるとラインブレイクしにくくなります。
マイクロスプーン使用時のタックルは下の記事で詳しく紹介していますのでよかったら参考にしてみてください。
3.おすすめマイクロスプーン:アクション強い系と弱い系があると良い
おすすめマイクロスプーンを紹介します。
マイクロスプーンはアクションが強い系と弱い系の2種類持っていると様々な状況に対応できます。
○アクション強い系のおすすめマイクロスプーン
フォルテ、ハント
朝一の時間帯や、頻繁に放流をおこなっている釣り場さんでは活性が高い魚が多いのでアクション強めのマイクロスプーンを持っておくと、強いアクションで魚を素早く引き寄せることができます。
特にハントは短い距離で喰わせることができるスプーンなので、活性は高いけど長い距離を追ってくれない魚がいる場合は重宝します。
具体的には放流してすぐに、居着きの魚の群れに混じってしまい回遊を始めてしまったような場合です。
回遊の群れをハントで横切った瞬間にバイトしてくるということが多々あります。
○アクション弱い系のおすすめマイクロスプーン
ジキル、ちびクワトロ
管理釣り場でなかなか釣れない厳しい時間帯というものがありますので、厳しい時間帯でもなんとか釣ることができるアクションが弱い系スプーンがあると手詰まりせずに済みます。
特にちびクワトロはアクションがかなり弱く、厳しい時間帯の切り札として使えます。
なお、アクションが弱いスプーンは魚の活性が高いときは釣れないのか?というとそんなことはなく普通に釣れてしまいます。
ただ、魚の活性が高い状況ではアクションが強いスプーンを使用した方が、素早く魚を引き寄せられるので効率的です。
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