今回は私のデカミッツドライ(ティモン)の使い方を紹介します。
デカミッツドライはエリアトラウトにおいて必須級のルアーですが使い方がイマイチわからないという方向けに使い方を紹介します。
使い方の前にデカミッツドライについて少し説明します。
【デカミッツドライとは】
デカミッツドライはティモンから発売されている表層系クランクベイトです。
浮力が強いので巻いてもそれほど沈まずぷかぷか浮くクランクベイトです。
魚が表層を意識している時にかなり有効です。
特に真夏で表層にしか反応しない場合や、夕まずめや風が強く水面が波立っている時によく釣れます。
なお、冬でも魚が表層を意識していれば普通に釣れます!
表層だったらマイクロスプーンを使えばいいじゃん!と思うかもしれませんが、デカミッツドライはマイクロスプーンではできない、表層のストップ&ゴーの小技ができます。
1.使い方(2パターンのストップ&ゴー、ただ巻き)
使い方は簡単で、
・ストップ&ゴー
・ただ巻き
これだけで簡単に釣れます。
それぞれの使い方を解説します。
【ストップ&ゴーについて】
ストップ&ゴーがデカミッツドライの定番の使い方となります。
人によって色々なストップ&ゴーのやり方があります。
私の場合はリーリングだけでストップ&ゴーを行います。
具体的には2種類の方法でストップ&ゴーを行なっています。
・(パターン1)デジ巻きのようにテンポの速いストップ&ゴー
比較的魚の反応が良い場合によく釣れます
・(パターン2)ゆっくり巻いて止めるを繰り返すストップ&ゴー
水面が波立っておらず水面のプレッシャーが高い時や、表層に魚はいるけど反応が悪い場合にこの方法を行うことが多いです
※ミノーのマジックジャークのように、ロッドアクションによってストップ&ゴーを行う方もいらっしゃいますので、人それぞれにストップ&ゴーのやり方があります。
【ただ巻きについて】
ストップ&ゴーで喰って来ない場合に、ただ巻きをすると喰ってくることがあります。
ただ巻きでもゆっくり巻いて喰ってくる場合と早巻きして喰ってくる場合があります。
私の場合はゆっくり巻いて魚のが追ってくるけど喰って来ない場合は、早巻きを試します。
早巻きは魚から逃げる動きになりますので、ゆっくり巻いて反応しなかった魚のスイッチが入ることがあります。
↓(パターン1)デジ巻きのようにテンポの速いストップ&ゴー、ただ巻きをしている動画です
↓(パターン2)ゆっくり巻いて止めるを繰り返すストップ&ゴーをしている動画です
毎回巻く距離は不規則で、止めている時間も不規則なストップ&ゴーです
2.デカミッツドライのフッキング率アップ方法:お腹のフックの向きを横にする
デカミッツドライは、魚が下から喰い上げてきます。
フッキング率はあまりよろしくないです。
フッキング率アップのためにフックの大きさや向きを色々と試行錯誤した結果、お腹のフックを横向きにしたところフッキング率が良くなりましたので、よかったら試してみてください。
なぜお腹のフックを横向きにしたかと言いますと、デカミッツドライを使用していて横方向からの喰い上げが結構あることが分かりました。
単純に「フックを横向きにしたらいいんじゃない!?」と思いつきお腹のフックだけ横向きにしてみたところ、私の体感ですがかなりフッキング率がアップしました。
理屈としては、お腹のフックとお尻のフックが別々の方向に向いていた方がより広い範囲をカバーできるでフッキング率もアップするだろうという考えです。
それで実際にかなりフッキング率が上がったので間違ってはないと思います。
【フックについて】
ロデオクラフトのクラッチフック♯6を使用しています。
色々試して最終的にクラッチフック♯6に落ち着きました。
クラッチフックに落ち着いた理由は、ルアーを止めている時にバイトがあってもフックが魚の口に掛かりやすいフックだからです。
↓デカミッツドライのフッキング率アップについての詳細な記事はこちらをご覧ください
3.デカミッツドライのおすすめカラーについて:クリアー一択!
参考までにデカミッツドライのおすすめカラーを記載しておきます。
おすすめはクリアー一択です!!
クリアーだけ持っていればOKなぐらいクリアーは釣れますし、定番のカラーです!
なお、似たようなカラーとしてケイムラクリアーもよく釣れますのでおすすめです。
4.デカミッツドライを使用時のラインについて:通常PEで厳しい時はエステル
デカミッツドライを使用する場合は、私は通常のクランクと同様に伸びのないPEラインを使用しています。
具体的な名前を出すとバリバスのPEライン0.2号(6lb)です。
リーダーはバリバスのフロロカーボンのショックリーダー0.6号(3lb)を付けています。
伸びのないラインを選ぶ理由は、バイトがあった時に瞬時に合わせられるようにするためです。
伸びのないラインですと、こちらで合わせた力が瞬時にラインに伝わってくれますので合わせが遅れません。
デカミッツドライのストップ&ゴーやただ巻きをしている時はラインがたるんでいることがほとんどなので、バイトがあった時には伸びのあるラインですと合わせた際の力が瞬時に伝わりにくくフッキングミスをしてしまう可能性があります。
ハイプレッシャーな状況でPEだと視認性が強いので魚がラインを避けるような動きをする場合があるので、その時には透明なエステルラインを使用しています。
エステルラインはバリバスのES2 0.4号(2.3lb)を使用しています。
リーダーはPEラインと同様にバリバスのフロロカーボンのショックリーダー0.6号(3lb)を付けています。
※エステルラインの場合はショックリーダーをやや長め(約25cm程度)にすると合わせ切れが激減します。エステルラインのリーダーの長さは、私の場合はキャスト前にルアーを垂らして結び目がトップガイドの外に出てかつ投げにくい程度の長さです。
ES2は通常のエステルラインよりやや伸びがありますが、飛距離が出ますので0.4号でデカミッツドライを投げても十分な飛距離が出せます。
また0.4号ですと強度も十分あるのでほぼほぼラインブレイクの心配がありません。
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